Josys(本社:米国カリフォルニア州パロアルト)は、SaaS環境全体におけるID管理・アクセス制御・コスト最適化を支援する新機能群「Josys AI」の提供を開始しました。Josys AIは、IT部門が従来多くの時間を要していた煩雑なガバナンス業務を効率化し、戦略的な業務への集中を可能にするAI機能を備えています。
Josys AIは、IT担当者が日常的に直面する非効率な作業に着目し、AI技術によって業務プロセスを最適化するために設計されています。以下のような機能を、Josysのプラットフォーム上で利用できます。
これらの機能により、IT部門は操作の手間を減らしながら、より高精度な管理が可能になります。
Josys AIは、従業員のSaaS利用傾向を分析し、職種や部署ごとに適切なアクセスルールを定義することができます。ID監視機能を有効にすることで、以下の対応が実施可能です。
この仕組みにより、常時監視によるセキュリティ強化と、過剰な権限付与の抑制を支援します。
SaaSの高度な連携やマルチクラウド環境の拡大により、非人的ID(NHI)の管理が重要性を増しています。Josys AIは、以下のような機能によりID分類の効率化を支援します。
これにより、ID管理の属人化を防ぎ、全体のガバナンス品質を向上させます。
Josys AIは、アップロードされたSaaS契約書から以下の情報を自動抽出し、アプリごとの情報として一元化します。
IT部門は、ライセンス利用状況や契約更新時期を明確に把握でき、ベンダー交渉や予算配分を計画的に進めることが可能になります。
今後、Josys AIはAtlassianやServiceNowなどのITサービス管理(ITSM)プラットフォームと連携し、Josysによって自動対応が可能なチケットを特定・処理する機能を提供予定です。これにより、ライフサイクル業務の効率化がさらに進みます。
Josys代表取締役 CEO の松本恭攝は次のように述べています。
「Josys AIは、知的かつ自動化されたSaaS管理の実現を目指す新たな取り組みです。企業が直面する複雑なIT環境において、より高い統制力とセキュリティを提供します。」
Josys AIの詳細は josys.com/jp/ai をご覧ください。