企業内の認証情報を統合管理するAI駆動のアイデンティティセキュリティ基盤を提供する「Josys(ジョーシス)」を提供するジョーシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松本 恭攝、以下「ジョーシス」)は、マネージドサービスの運用拠点である幕張オペレーションセンター(千葉県千葉市美浜区、以下「MOC」)において、ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)の国際規格「ISO/IEC 20000-1:2018」の認証を取得し、このたび認定証を受領しました。認証範囲は、デバイスキッティング、SaaSアカウントの発行・削除、およびヘルプデスク業務です。
MOCは2025年9月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証も取得しています。今回の認証取得により、同一の業務範囲について「情報を守る仕組み」と「サービスを安定して提供し続ける仕組み」の双方が、国際規格に基づいて第三者から確認された体制となりました。

ジョーシスは2021年のサービス提供開始以降、導入企業は1,000社を超え、近年は大規模企業への導入が拡大しています。2026年6月には、認証情報の漏洩検知やAIエージェントの検出・管理といったアイデンティティセキュリティ機能を発表し、3年以内に日経225構成企業の過半数への導入を目指す方針を掲げています。
大規模な組織がIT運用の一部を外部に委ねる際、評価の対象となるのはプロダクトの機能だけではありません。サービスレベルは合意され測定されているか、インシデント発生時の対応と報告の経路は定義されているか、担当者が交代しても同じ品質が保たれるか——こうした「運用の仕組みそのもの」が、調達・情報システム・監査の各部門から問われます。
ジョーシスはこの要請に応えるため、MOCの運用プロセスを国際規格の要求事項に沿って体系的に整備し、第三者認証機関による審査を受けました。
提供するサービスの内容と目標水準が文書として合意され、実績が継続的に測定・レビューされます。「なんとなく回っている」ではなく、数値で確認できる運用になります。
障害や依頼への対応手順、エスカレーションの経路、変更を加える際の承認プロセスが規定されています。担当者の経験や記憶に依存しない、再現性のある対応が可能になります。
内部監査とマネジメントレビューを通じて、運用上の課題が定期的に洗い出され、改善が実行されます。認証は取得時点の状態だけでなく、改善が回り続ける仕組みがあることの証明です。
加えて、お客様が社内で外部委託の妥当性を説明される際(稟議・内部統制・監査対応)に、国際規格の認証という客観的な根拠をご活用いただけます。
認証取得にあたっては、サービスマネジメントの方針から、インシデント管理・変更管理・供給者管理・継続的改善に至るまで、サービスマネジメントの全プロセスにわたる規程および手順書を新たに整備しました。文書審査および実地審査を受審し、規格要求事項への適合が確認されました。
ISO/IEC 20000-1は、ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)に関する国際規格です。ITILの考え方を基礎とし、サービスレベル管理、インシデント管理、変更管理、供給者管理などのプロセスを通じて、組織がサービスマネジメントシステムを確立し、実施し、維持し、継続的に改善するための要求事項を定めています。2018年9月に第3版が発行され、日本国内ではJIS Q 20000-1として規格化されています。
情報セキュリティを対象とするISO/IEC 27001が「情報をいかに守るか」を扱う規格であるのに対し、ISO/IEC 20000-1は「サービスをいかに安定して提供し、改善し続けるか」を扱う規格です。
ジョーシスは、ITデバイスとSaaSの統合管理を軸に、アイデンティティセキュリティ領域へとプラットフォームを拡張しています。プロダクトの進化と並行して、それを支える運用体制の品質を継続的に高め、エンタープライズ企業のIT運用を安心してお任せいただける基盤を整えてまいります。