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SaaS管理ツール比較10選|機能・料金・タイプを徹底比較【2026年】

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業務で使うSaaSが気づけば数十種類に膨らみ、契約もアカウントもコストも情シスの手に負えなくなってきた、という実感からSaaS管理ツールの導入を検討し始める企業は増えています。ところが、いざ製品を並べてみると機能も料金体系もカバー範囲もばらばらで、どれが自社に合うのか判断しづらいのが実情です。

やっかいなのは、製品ごとに得意分野が大きく違う点です。SaaSの可視化とコスト最適化に強い製品もあれば、SSOやアクセス制御を軸にしたIDaaS寄りの製品、SaaSに加えてデバイスやアカウントまで一気通貫で扱う製品もあります。解決できる課題の範囲がそもそも異なるため、この違いを整理しないまま比較表を眺めても候補は絞り込めません。

主要なSaaS管理ツール10製品を機能・料金・連携数・タイプ別に比較し、自社の規模と目的に合う製品を数製品まで絞り込めるよう整理します。情シス担当者、IT部門マネージャー、情シス部門長の方に向けた内容です。

SaaS管理ツールの比較を始める前に押さえる3つの前提

SaaS管理ツールの比較は、製品タイプと自社の目的を先に整理してから進めると精度が上がります。同じ名前で括られていても、可視化中心の製品とアカウント自動化中心の製品では強みが正反対だからです。

SaaS管理ツールとは、社内で使う複数のSaaSの契約・アカウント・利用状況・コストを一元的に可視化し、管理と最適化を担うプラットフォームを指します。SaaSの発見、権限管理、コスト最適化、入退社に伴うアカウント処理の自動化などが主な役割です。概念の詳しい解説は関連記事にゆずり、ここでは比較の観点に絞ります。

比較でまず見るべきは、次の3点です。

  • 対応範囲:SaaS可視化だけか、デバイス管理やアカウント自動化まで含むか
  • 料金体系:ID課金・固定料金・従量課金のどれか、無料枠があるか
  • タイプ:SaaS管理特化型・IDaaS統合型・IT資産/デバイス統合型のどれに属するか

この3点で候補を大別すると、比較の解像度が一気に上がります。詳しい選定基準や評価軸の重み付けは選び方の記事で体系的に扱っているため、本記事は製品の横並び比較に集中します。

関連記事:SaaS管理とは

参考記事:SaaS管理ツール比較・レビュー|ITreview

SaaS管理ツール主要10製品の比較一覧表

主要10製品を横に並べると、タイプごとにカバー範囲と料金体系がはっきり分かれます。まず一覧表で全体像をつかみ、気になった製品を次章の個別解説で深掘りする流れが効率的です。

製品名提供会社タイプ連携SaaS数の目安デバイス管理入退社自動化シャドーIT検知料金の目安無料トライアル
ジョーシス株式会社ジョーシスIT資産・デバイス統合型350以上ありありあり要問い合わせあり
マネーフォワード AdminaマネーフォワードSaaS管理特化型310以上MDM連携ありあり50IDまで無料/51ID〜300円/IDあり(14日間)
dxeco株式会社オロSaaS管理特化型データベース2,000以上一部ありあり(Chrome拡張)月10,000円〜あり
freee IT管理(旧Bundle)freeeSaaS管理特化型約130一部あり一部初期0円・ユーザー数課金あり
OPTiM サスマネオプティムIT資産統合型API連携81ありありあり1ID 275円(税込・500IDまで)公式サイト参照
LOCKED株式会社onetapIDaaS統合型公式サイト参照一部あり一部ID課金(要問い合わせ)あり
YESOD株式会社イエソドIDaaS統合型公式サイト参照なしあり一部要問い合わせ公式サイト参照
メタップスクラウドメタップスSaaS管理+IDaaS500以上一部ありあり要問い合わせ公式サイト参照
GMOトラスト・ログインGMOグローバルサインIDaaS統合型公式サイト参照なしあり一部無料プランあり(要確認)あり
グローバル製品(Zluri等)各社SaaS管理/SaaSOps各社公式参照一部ありあり公式サイト参照公式サイト参照

連携SaaS数や料金は改定が多いため、最終判断の前に各製品の公式サイトで最新情報を確認してください。表の「タイプ」は、自社が最優先したい課題がどのタイプの得意分野と重なるかを見る指標として使えます。

主要SaaS管理ツール10製品の特徴を徹底比較

ここからは、一覧表で挙げた10製品の特徴を1つずつ掘り下げます。得意分野、料金の考え方、向いている企業像を製品ごとに整理するので、自社の要件と照らし合わせてください。

ジョーシス(Josys)

ジョーシスは、SaaS・デバイス・アカウントを1つの基盤で統合管理するAI駆動型アイデンティティガバナンスプラットフォームです。SaaS管理ツールの中でも、デバイス管理まで一気通貫でカバーする点が際立ちます。

これまでSaaS管理ツールとIT資産管理ツールを別々に運用し、アカウントとデバイスの情報が分断されていた企業も、ジョーシスの導入で両者を1つの画面に集約できます。350以上のSaaSと連携し、認証管理、アカウントの発行・削除、ライセンス最適化、入退社に伴うプロビジョニング自動化といったユースケースで活用できます。導入企業は国内外で1,000社以上にのぼります。

事例によっては、IT工数を最大50%、ITコストを最大75%削減したケースも報告されています。効果は個社の状況によって異なりますが、SaaSとデバイスの管理が別ツールに分かれている企業ほど、統合による工数削減の余地は大きくなります。

関連記事:ジョーシス公式サイト

マネーフォワード Admina

マネーフォワード Adminaは、マネーフォワードのアグリゲーション基盤を活かし、SaaSの契約・コスト・アカウントを家計簿のように可視化するSaaS管理特化型のツールです。コスト把握と証跡データの一元管理に強みがあります。

連携できるSaaSは310以上で、メールアドレスに加えて従業員番号でも管理できます。入退社時のアカウント作成・停止の自動化、使われていないアカウントの検知、エージェントレスでのシャドーIT検知に対応し、デバイスはMDM連携でカバーします。料金は50IDまで無料のプランがあり、51ID以上は1IDあたり月額300円です。まず無料で試してから拡張したい企業に向いています。

参考記事:マネーフォワード Admina|SaaS×デバイスを統合管理

dxeco(デクセコ)

dxeco(デクセコ)は、株式会社オロが提供するSaaS管理特化型ツールです。Chrome拡張機能を使ったシャドーIT検知に持ち味があり、管理者が把握しきれていないSaaS利用を洗い出したい企業に向きます。

Chrome拡張で従業員の利用ツール情報を集め、2,000以上のSaaSを登録したデータベースをもとに利用状況とシャドーITを可視化します。契約内容、月額費用、次回更新日、アカウントの紐付けを1つのダッシュボードで管理でき、契約更新の抜け漏れも防げます。料金はスターターが月額10,000円(20名まで)、スタンダードが月額50,000円(100名まで)と公表されており、小規模から段階的に始めやすい設定です。

参考記事:デクセコ dxeco|SaaS管理

freee IT管理(旧Bundle)

freee IT管理は、freeeが提供するSaaS管理特化型ツールで、アカウント発行の自動化を軸に据えています。入社時のSaaSアカウント作成を自動化し、情シスの手作業を減らしたい企業に適しています。

新入社員の入社時には、ワークフローによってSaaSアカウントの発行を自動化し、約130のSaaSに対応します。利用者情報を取得してアカウント棚卸しも自動化するため、誰が何を使っているかを手作業で確認する負担を軽くできます。操作ログを残せるので、ISMSや監査への対応にも役立ちます。料金は初期費用0円のユーザー数課金で、導入時のコストを抑えられます。

参考記事:freee IT管理(Bundle)SaaS管理

OPTiM サスマネ

OPTiM サスマネは、オプティムが提供する製品です。SaaSに加えてオンプレミスソフトやITデバイスまで可視化できるIT資産統合型で、SaaSだけでなく社内システム全体を見渡したい企業に向いています。

SaaSはもちろん、オンプレミスソフトや自社開発ソフトも可視化でき、従業員と紐付けたITデバイスの管理、退職者アカウントや未稼働アカウントの検知、シャドーITの検知に対応します。API連携できるSaaSはMicrosoft 365、SmartHR、kintone、Oktaなど81製品です。料金は1IDあたり税込275円(500IDまで、それ以上は個別見積もり)で、導入時の遠隔ミーティングや電話サポートも用意されています。

参考記事:OPTiM サスマネ|SaaS管理

LOCKED

LOCKEDは、株式会社onetapが提供するIDaaS統合型のツールです。SSOとアカウント自動設定を組み合わせた運用に特徴があり、ログインの一元化とアカウント管理の自動化を同時に進めたい企業に向きます。

所属や役職を自動で判別して各種SaaSのアカウントを自動作成する「LOCKED DAS」と、SSOでパスワードを1つにまとめる「LOCKED MSO」を提供します。二段階認証や生体認証にも対応し、テレワーク環境でも安全にログインを一元化できます。入社・退職・異動といった人事発令に伴うアカウント処理の手間を軽減できる点が強みです。料金はID課金で、詳細は問い合わせが必要になります。

参考記事:LOCKEDシリーズ|ID統合管理

YESOD(イエソド)

YESOD(イエソド)は、株式会社イエソドが提供するIDaaS統合型のツールです。人事情報を起点にアカウント権限を自動制御するIGA(Identity Governance and Administration)に強みがあり、組織変更の多い企業でアカウント管理の属人化を解消したい場合に向いています。

Web APIやCSVによるインポートで人材・組織情報を柔軟に登録でき、入社・異動・兼務・休職・退職を起点として権限の付与・変更・剥奪を定義できます。人事情報をトリガーにすることで、手作業による付与漏れや削除漏れを防げます。SaaSアカウントの統合管理と、権限のライフサイクル管理を重視する企業に合った設計です。

参考記事:YESOD(イエソド)公式サイト

メタップスクラウド

メタップスクラウドは、メタップスが提供する製品で、SaaS管理機能とIDaaS機能を1つに統合しているのが特徴です。可視化とSSOの両方を1製品でまかないたい企業に向きます。

SaaS利用状況を把握・見える化する「SaaS管理機能」と、すべてのSaaSに1つのID・パスワードでログインできる「ID管理(IDaaS)機能」を備えます。SaaSごとのコストや利用状況の可視化、組織単位・個人単位の管理、ダッシュボードによる俯瞰に対応し、連携サービス数は500以上に達します。料金は問い合わせが必要です。

参考記事:メタップスクラウド|SaaS一元管理

GMOトラスト・ログイン

GMOトラスト・ログインは、GMOグローバルサインが提供するIDaaS統合型のツールです。SSOとアクセス制御を中心に据えており、まずはログインの一元化とアクセス管理から着手したい企業に向いています。

ID・パスワード管理、SSO、アクセス制御をクラウド経由で提供し、SaaSを誰がいつどれくらい使っているかの把握にも対応します。無料で使えるプランが用意されているため、コストを抑えて導入を始めやすい点も評価されています。IDaaSを入り口に、そこからSaaS管理へ範囲を広げたい企業が検討しやすい製品です。

参考記事:GMOトラスト・ログイン|SaaS管理

グローバルSaaS管理ツール(Zluri・Torii・BetterCloud)

海外拠点を多く抱える企業や大規模組織では、グローバル製品も比較対象に入ります。Zluri、Torii、BetterCloudなどは、SaaS管理、ライフサイクル管理、SaaS運用自動化を幅広くカバーします。

いずれもSaaS管理やSaaSOps(SaaS運用自動化)の領域で実績があり、多数のSaaSとの連携や高度な自動化を得意とします。一方で、日本語サポートや国内SaaSへの対応範囲は製品ごとに差があるため、国内利用が中心の企業は対応状況を個別に確かめる必要があります。機能や料金の詳細は各製品の公式サイトで確認してください。

タイプ別に見るSaaS管理ツールの分類と選択の目安

SaaS管理ツールは、大きく3つのタイプに分けられます。自社が最優先したい課題がどのタイプの得意分野と重なるかを見極めれば、候補を効率よく絞り込めます。

SaaS管理特化型(可視化・コスト最適化に強い)

SaaS管理特化型は、SaaSの契約・コスト・利用状況の可視化を中心に据えたタイプです。まずSaaSの棚卸しとコスト最適化から始めたい企業に向いています。

該当するのはマネーフォワード Admina、dxeco、freee IT管理です。SaaS支出の可視化、未使用ライセンスの検知、シャドーITの発見に強く、無料枠や小規模向けプランを備えた製品もあるため、スモールスタートしやすいのが利点です。ただし、デバイス管理まで踏み込むなら、別ツールやMDM連携が前提になります。

IDaaS統合型(SSO・アクセス制御が中心)

IDaaS統合型は、SSOやアクセス制御を軸に、SaaSへのログインとアカウント権限をまとめて管理するタイプです。ログインの一元化とセキュリティ強化を優先する企業に向いています。

代表格はLOCKED、YESOD、GMOトラスト・ログインです。人事情報を起点としたアカウント権限の自動制御や、多要素認証によるアクセス強化を得意とします。SaaSのコスト可視化よりも、認証とアクセス管理を先に固めたい企業に適しています。

IT資産・デバイス統合型(SaaS+デバイス+アカウントを一気通貫)

IT資産・デバイス統合型は、SaaSに加えてデバイスやアカウントまでを1つの基盤で管理するタイプです。入退社対応やIT資産管理まで含めて工数を減らしたい企業に向いています。

ジョーシスやOPTiM サスマネがここに当てはまります。SaaSアカウントとデバイスの情報を統合すれば、入社時のアカウント発行とデバイス配布、退職時のアカウント削除とデバイス回収を一連の流れとして扱えます。管理対象が広い分、比較検討では自社の運用フローとの相性を丁寧に確かめることが大切です。

SaaS管理ツールを比較する際にチェックすべきポイント

比較の際は、最低限4つの観点を押さえると製品差が見えてきます。評価軸の重み付けや詳しい進め方は選び方の記事で体系的に解説しているため、ここでは比較段階で外せない要点に絞ります。

確認したい主なポイントは次のとおりです。

  • 対応SaaS連携:自社が使うSaaSに連携しているか、連携数だけでなく対象製品まで見る
  • アカウント連携:人事システムや従業員情報と自動同期できるか
  • 料金体系:ID課金・固定・従量のどれか、無料枠やトライアルがあるか
  • 管理範囲:SaaS可視化だけか、デバイス管理・入退社自動化まで含むか

これらを自社要件に照らして重み付けすると、候補は3〜5製品に絞られます。絞り込んだ後は、評価軸の重み付けやPoCの進め方を体系立てて確認しておくと、判断のぶれを抑えられます。

規模・目的別に見るSaaS管理ツールの組み合わせ方

抱えている課題の優先順位によって、選ぶべき製品タイプは変わります。目的別に組み合わせの考え方を整理しておくと、比較検討の出口が見えやすくなります。

SaaS可視化・コスト最適化を優先する場合

SaaSの棚卸しとコスト削減が最優先なら、SaaS管理特化型から検討するのが近道です。無料枠や小規模プランで効果を確かめてから拡張できます。

候補はマネーフォワード Admina、dxeco、freee IT管理です。まず利用中のSaaSと支出を可視化し、未使用ライセンスやシャドーITを洗い出す運用から始めると、投資対効果を早い段階で確認できます。可視化で成果が出た後に、アカウント自動化やデバイス管理へ範囲を広げていく進め方が現実的です。

入退社のアカウント自動化を優先する場合

入退社に伴うアカウント発行・削除の工数削減が最優先なら、アカウント自動化やIDaaS統合型の機能が鍵になります。人事情報と連携できるかを重点的に確認してください。

候補はLOCKED、YESOD、freee IT管理、マネーフォワード Adminaなどです。人事システムや従業員情報を起点にアカウントを自動制御できれば、入社時の付与漏れや退職時の削除漏れを防げます。放置されたアカウントは情報漏洩リスクに直結するため、退職者アカウントの自動削除は優先度の高い要件です。

SaaS・デバイス・アカウントを一元管理したい場合

SaaSだけでなくデバイスやIT資産まで一気通貫で管理したいなら、IT資産・デバイス統合型が有力です。管理対象が広い分、一元化による工数削減の効果も大きくなります。

候補はジョーシスやOPTiM サスマネです。SaaSアカウントとデバイスの情報を1つの基盤に集約すれば、入退社対応、ライセンス最適化、シャドーIT検知を横断的に運用できます。複数ツールの併用で情報が分断している企業ほど、統合の効果を実感しやすい構成です。

ジョーシスでSaaS・デバイス・アカウントを統合管理する

比較対象の中でも、SaaSとデバイスとアカウントを1つの基盤で扱いたい企業には、ジョーシスが現実的な選択肢になります。SaaS管理ツールとIT資産管理ツールを別々に運用してきた企業が、両者を1つの画面に統合できるのが特徴です。

ジョーシスは、SaaS、デバイス、アカウントを統合管理するAI駆動型アイデンティティガバナンスプラットフォームです。350以上のSaaSと連携し、認証管理、アカウントの発行・削除、ライセンス最適化、入退社に伴うプロビジョニング自動化といったユースケースで活用できます。導入企業は国内外で1,000社以上にのぼり、事例によっては、IT工数を最大50%、ITコストを最大75%削減したケースも報告されています。効果は個社の状況によって異なります。

かつてはスプレッドシートや複数ツールにSaaSとデバイスの情報が散らばり、入退社のたびに手作業が発生していた企業も、ジョーシス導入後はアカウントとデバイスの処理を一連の流れとして自動化できる状態に変わります。比較検討の段階で、自社の運用フローにどう組み込めるかを具体的に確かめたい場合は、以下の資料やデモが役立ちます。

Josysの製品概要を5分で理解する資料をダウンロードする

Josysの無料デモを予約して、自社の課題に合うかを確認する

SaaS管理ツールの比較でよくある質問(FAQ)

SaaS管理ツールの比較検討でよく寄せられる質問に回答します。

Q1:無料で使えるSaaS管理ツールはありますか

無料プランや無料枠を備えた製品があります。マネーフォワード Adminaは50IDまで無料で使え、GMOトラスト・ログインも無料プランを用意しています。多くの製品が無料トライアルを提供しているので、まず試してから有料プランへ移る進め方も可能です。無料枠は機能やID数に制限がある場合が多いため、本格運用時の料金も併せて確認してください。

Q2:国産と海外製のSaaS管理ツールはどちらが良いですか

日本語サポートと国内SaaSへの対応を重視するなら国産、グローバル展開と高度な自動化を重視するなら海外製が優位です。国内利用が中心の企業には、ジョーシス、マネーフォワード Admina、dxecoといった国産製品が扱いやすく、海外拠点を多く持つ企業ならZluriなどのグローバル製品も比較対象になります。自社の拠点構成と利用SaaSの内訳で判断してください。

Q3:SaaS管理ツールとIDaaSは何が違いますか

IDaaSはSSOやアクセス制御によるログインの一元化が主目的で、SaaS管理ツールはSaaSの契約・コスト・利用状況の可視化と最適化が主目的です。近年は両者の機能が重なりつつあり、メタップスクラウドのように両方を統合した製品も増えています。認証を優先するならIDaaS統合型、コスト可視化を優先するならSaaS管理特化型から検討すると整理しやすくなります。

Q4:連携していないSaaSは管理できませんか

多くの製品は、API連携していないSaaSも手動登録やCSVインポートで管理対象に加えられます。ただし、利用状況の自動取得や権限の自動制御はAPI連携が前提になる機能が多いため、自社の主要SaaSが連携対象に含まれるかは事前の確認が必要です。連携数の多さだけでなく、自社が使う具体的な製品への対応を見てください。

Q5:SaaS管理ツールの料金相場はどのくらいですか

ID課金型では1IDあたり月額数百円が目安で、固定料金型では管理人数に応じて月額1万円台から数万円のプランが見られます。ジョーシスやYESODのように要問い合わせの製品もあり、管理対象の規模や必要な機能によって総額は変わります。初期費用の有無、サポート費用、ID数の増加に伴う費用増まで含めて、総保有コストで比較することが大切です。

まとめ

SaaS管理ツールの比較は、まず製品を3つのタイプに大別し、自社が最優先したい課題と得意分野を突き合わせるところから始めると迷いにくくなります。SaaS可視化ならSaaS管理特化型、ログイン一元化ならIDaaS統合型、SaaS・デバイス・アカウントの一気通貫ならIT資産・デバイス統合型が軸になります。

比較表で候補を3〜5製品に絞り込み、無料トライアルやPoCで実環境の使い勝手を確かめる流れが、失敗の少ない選定につながります。SaaSとデバイス、アカウントを横断して管理したい中堅・準大企業の情シスには、ジョーシスをはじめとするIT資産・デバイス統合型が現実的な出発点となります。

関連記事:SaaS管理プラットフォームとは

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