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Josysの進化で実現するSaaS管理の高度化

2024年、JosysはSaaS管理のさらなる最適化に向けて、多くの機能強化と新機能をリリースしました。本年は「可視性の向上」「セキュリティの強化」「統制の確保」を中心に、多くのIT管理者の皆さまの業務を支援するアップデートを実施しています。

以下に、主なアップデート内容をご紹介します。

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ライセンス管理と最適化機能の拡充

SaaSライセンスの管理をより簡単かつ効率的に行えるよう、新たなダッシュボードおよび管理機能を追加しました。

• ライセンスダッシュボードの提供
  　Google Workspace、Microsoft 365（Azure AD）、Salesforce、Dropbox、Github、Box、Miro Enterprise、Zeplin、Duo、Smartsheetなどに対応したライセンスの一元管理機能
  
• ライセンス変更機能の拡張
  　「ライセンスを変更」メニューから、ライセンスの削除・変更・アクセス解除が可能
  

これにより、非活用ライセンスの特定やコスト最適化が実現可能です。

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アプリ検出機能の強化

組織内で利用されているすべてのSaaSアプリを把握するための機能を大幅に強化しました。

• 新たな検出ソースへの対応
  　Microsoft Entra IDおよびOkta SSOとの連携を追加
  
• 検出速度の高速化
  　アプリ使用から15分以内に検出結果を反映
  
• Josysブラウザ拡張機能の強化
  　180秒以上利用された業務関連アプリを自動検出
  　MDMやGoogle Workspace Adminによるリモート有効化も可能
  
• Netskopeとの連携によるリスク評価
  　Cloud Confidence Index™（CCI）により、14,500以上のアプリのリスク・カテゴリ・証明書を可視化し、アプリ承認ステータスの設定も可能

シャドーIT対策としての活用方法は、Josys ブラウザ拡張機能によるシャドウ IT の管理でも詳しく解説しています。

デバイス管理の機能強化

Microsoft Intuneとの連携により、デバイス管理の自動化と一元化がさらに進みました。

• Microsoft Intuneとの統合
  　Intuneデバイスの自動登録、ユーザー割り当て、削除デバイスの追跡に対応
  
• 新APIの追加提供
  　- Device API：デバイス関連タスクの自動化
  　- User Profile API：ユーザープロファイル管理の効率化

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マルチテナント対応の強化

複数の子会社・顧客を管理する企業向けに、マルチテナント対応を強化しました。

• マルチテナントポータルの提供
  　各テナントのSaaS支出・アラート・利用状況を一覧で把握可能
  　各テナントごとに詳細な管理画面へのアクセスが可能

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アクセス管理機能の拡張

アクセス権限に関する統制をより確実に行えるよう、新機能を追加しました。

• 特権ユーザーの可視化
  　各アプリの管理者や特権ユーザーをJosys上で確認・変更可能
  
• アプリ棚卸し
  　- 未知アプリや非活用ライセンスの用途確認のためのユーザー向け調査送信
  　- フィードバックの収集と分析
  　- アクセス権限や契約状況の見直し支援
  
• SSOおよびMFA未使用の検出機能
  　未対応のアプリ・ユーザーを可視化し、セキュリティリスクを軽減

アクセス管理の基礎とその重要性については、アクセス管理とは―現代のセキュリティに不可欠な仕組みで詳しくご覧いただけます。

300以上のアプリとの直接連携

対応アプリ数は300を超え、今後も継続的に拡充予定です。以下のような高度な連携機能にも対応しています。

• ライセンスの変更
  
• 利用状況の可視化
  
• アカウントの削除
  
• Slack連携によるアラート通知の自動化

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おわりに

Josysは今後も、SaaS管理のさらなる効率化と安全性向上を支援する機能を継続的に提供してまいります。本ページでご紹介した機能をぜひご活用ください。